〔東京外為〕ドル、148円近辺=米金利上昇一服で伸び悩む(31日午後5時)

2022年10月31日

31日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、仲値にかけては実需買いに1ドル=148円20銭台まで強含んだものの、その後は米長期金利の上昇一服を眺めて伸び悩んだ。午後5時現在、148円01~01銭と前週末(午後5時、147円08~08銭)比93銭のドル高・円安。  きょうは147円80銭台で始まり、朝方は国内輸入勢による月末に絡んだ駆け込みのドル買いが膨らみ、148円20銭台に上昇した。ただ仲値通過後は一転、じわじわと売られる展開となった。時間外取引で10年米債利回りの上昇が一服したことで利益確定のドル売りが優勢となったことが背景で、午後には147円70銭近辺まで下押した。午後5時にかけてはやや買い戻され、148円前後に浮上している。  こうした中、市場関係者によれば、米景気の過熱感を背景に、連邦準備制度理事会(FRB)の想定以上に政策金利が引き上げられる可能性を指摘した米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の30日付記事が注目されたという。「FRBウオッチャーとして著名な記者の執筆だけに、一時的にしぼんでいた米金利の先高観が再び強まった」(国内証券)とされ、ドルの売り仕掛けが阻まれたとの見方も出ていた。  ユーロは、対円で買い一巡後は軟化、対ドルでは下落。午後5時現在、1ユーロ=146円97~97銭(前週末午後5時、146円27~29銭)、対ドルでは0.9928~9929ドル(同0.9945~9946ドル)。

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