〔東京外為〕ドル、149円前後=材料交錯でこう着(24日午後3時)

2022年10月24日

24日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、強弱材料が交錯する中、1ドル=149円前後でこう着している。午後3時現在、148円98~98銭と前週末(午後5時、150円47~48銭)比1円49銭の大幅ドル安・円高。  ドル円は早朝、前週末の海外市場で政府・日銀の為替介入を受けて下落した流れを受け、147円台半ばを中心に取引された。徐々に買い戻され、149円70銭付近に上伸。直後に一気に売られ、145円台半ばに急落した。再び買い戻しが入って仲値前後は149円00銭前後に浮上し、正午にかけては同水準を軸にもみ合った。午後に入ってからも148円90銭台の狭い値幅で方向感に乏しい展開が続いている。鈴木俊一財務相は午後の参院予算委員会で「為替(の投機)筋の動きにより、過度な変動をすることは断じて容認できない」と強調した。  政府・日銀は正式には認めていないが、早朝の乱高下は「恐らく介入した可能性が高い」(FX業者)との見方が市場では支配的だ。ただ、日米金利差の拡大観測や日本の巨額の貿易赤字などを背景にした「ドル買い・円売りの流れは根強い」(大手邦銀)こともあり、介入とみられる大口の売りに押された後は急速に値を戻す展開となっている。一方、「149円台に乗せた後は介入警戒感から上値は追いにくい」(為替ブローカー)とされ、結果的に149円前後でこう着状態を余儀なくされている。  ユーロも午後は対円、対ドルで小動きとなっている。午後3時現在、1ユーロ=146円63~64銭(前週末午後5時、147円30~30銭)、対ドルでは0.9841~9841ドル(同0.9788~9788ドル)。

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