〔東京外為〕ドル、150円台半ば=32年ぶり高値、終盤強含む(21日午後5時)

2022年10月21日

21日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日米金利差を意識した買いを受け、終盤にかけて1ドル=150円50銭近辺まで強含み、1990年8月以来約32年ぶりの高値を更新した。午後5時現在は150円47~48銭と前日(午後5時、149円86~87銭)比61銭のドル高・円安。  米金融当局高官のタカ派発言をきっかけに米長期金利が大幅上昇したことを背景に、ドルが買われた米国市場の流れを引き継ぎ、きょうの東京市場は150円10銭台で取引を開始した。その後は、金利上昇圧力を抑えるため、日銀が臨時オペを通知したことが円売りを誘った半面、政府・日銀の介入に対する警戒感から上値は重く、午前は150円10~20銭台の狭いレンジで推移した。  神経質な取引が続く中、時間外取引の米長期金利の一段高を背景にドル買いが優勢になり、ドル円は午後1時すぎに150円40銭台に浮上。欧州勢の参加が増える終盤にはさらに買いが進み、150円50銭付近まで水準を切り上げた。  政府・日銀による為替介入の実施基準をめぐり、市場では「相場急変であることに依然変わりない」(FX業者)との受け止めが多く、投機筋はこれを避けるように「じわじわと目先の節目とされる150円50銭を目指した」(国内証券)という。  ユーロは終盤、対円、対ドルで堅調。午後5時現在、1ユーロ=147円30~30銭(前日午後5時、146円68~69銭)、対ドルでは0.9788~9788ドル(同0.9787~9788ドル)。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう