〔NY外為〕円、138円台後半=米指標発表後に一時139円台(30日)

2022年08月31日

【ニューヨーク時事】30日のニューヨーク外国為替市場では、米景気の底堅さを示す統計の発表を受けて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は前日に続いて一時1ドル=139円台で取引された。午後5時現在は138円76~86銭と、前日同時刻(138円69~79銭)比07銭の円安・ドル高。  米労働省が午前に発表した雇用動態調査(JOLTS)によると、7月の非農業部門の求人数は4カ月ぶりに増加。また、民間有力調査機関コンファレンス・ボードがまとめた8月の消費者景気信頼感指数も前月から改善し、ともに市場予想を上回る良好な内容だった。  これを受け、市場では景気が依然として底堅く、連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを継続しやすい環境にあるとの見方が拡大。金利が再び上昇に転じると、ドルも買い戻され、円は一時139円08銭まで下押しされた。物価高騰の一因となっている労働需給の逼迫(ひっぱく)状況への関心から、目先は週末2日発表の米雇用統計が注目材料。強めの結果となれば、日米金利差の拡大を見込んで円が売られ、7月中旬につけた約24年ぶりの円安水準を更新する可能性があるとの観測も浮上している。  ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0011~0021ドル(前日午後5時は0.9992~1.0002ドル)、対円では同138円97銭~139円07銭(同138円63~73銭)と、34銭の円安・ユーロ高。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう