うなぎには関東風と関西風がある
うなぎに「関東風」と「関西風」が
存在することをご存知ですか?
「うなぎに種類があるのか?」
と思われたあなた、大チャンスです。
うなぎを食べるのが楽しくなります。
・関東風のうなぎ
関東風のうなぎは、ホクホクでやわらか。
背開きしたうなぎに串を打って、
白焼きにしてから蒸し、
脂を落としてから焼き上げるのが関東風。
江戸時代の武家文化において、
うなぎの腹開きは切腹をイメージさせることから
背開きになった、と言われています。
・関西風のうなぎ
関西風のうなぎは、パリッとジューシー。
頭を落とさず、
お腹を開いたうなぎに串を打って、
蒸さずにそのまま炭火で焼き上げるのが関西風。
関西では「腹を割って話す」という
あきんど(商人)の文化から、
うなぎも腹開きが好まれるようになった、と言われています。
あなたはどちらのうなぎがお好みでしょうか?
意識されたことはあるでしょうか。
私は関西風が大好きです。
パリッとした表面を噛んだ時に広がる
ジュワッと香ばしいタレが口に広がる
あの感覚は、何ものにも代え難い...
ときどき、自分へのご褒美で食べています。
このように、同じ「うなぎ」でも、
関東か関西かで全く違った味わいになります。
株式投資にも同じことが言えて、
同じ「株」でも、
- 日本に投資するのか
- アメリカに投資するのか
この違いによって
非常に大きな差が生まれるのです。
例えば、20年前から
投資をしていたとしましょう。
・日本
日本そのものの株価を示すと言われる
日経平均株価指数は、
1992年から2022年まで、
15,960円
↓
27,900円
約74%の上昇。
ここに100万円を投資していた人は
174万円になっていた、ということです。
・アメリカ
アメリカそのものの株価を示すと言われる
S&P500種株価指数は、
1992年から2022年まで、
431.35ドル
↓
3934.39ドル
約810%の上昇。
ここに100万円を投資していた人は
910万円になっていた、ということです。
「株に投資する」
同じことをしていても、
投資する国の違いだけで
736万円の差が生まれているのです!
多くの場合、
下げ相場で持っている株を手放してしまい、
別の投資信託に乗り換え、損を確定してしまっている・・・
せっかく「投資をする」という
他の人とは違った視点に立っていらっしゃるのに、
もったいないなと...
日本とアメリカの違い。
とても単純でシンプルですが、
この違いを知っておくことはとっても大切です。
ここで私がお伝えしたいのは、
「日本株がダメ!」
ということではありません。
選択肢に「米国株」を持っておくことで、
何を選ぶか?という選択の自由を手に入れ、
その場その場に適したチョイスができるわけです。
うなぎもそうです。
関東風のうなぎを食べた時、
「うなぎ独特の食感が苦手...」
という人もいますが、
関西風を選べばまた別の食感になり、
うなぎという食の豊かさを
体感できるかもしれません。
付け合わせでも同じことが言えます。
うなぎは山椒をかけるイメージですよね。
そこに
- わさび
- のり
- とろろ
と言う選択肢があれば、
食べる楽しみはグッと広がります。
選択肢を持ち、視野を広げて...
その場その場で適切な行動を
取っていくことが大切なのです。
さて、あなたはどこに資産を置きますか?
良い投資を!