これはお金が減る投資先か?

2023年01月09日

今日は少し違った投資情報をお伝えしたいと思います。

その一つが仕組債と呼ばれる

投資商品についてです。

仕組債とはその名前の通り、

一般的な債券とは違い

特別な「仕組み」を持った債券のこと。

その仕組みの中には、

スワップやオプションなどの

デリバティブの仕組みが組み込まれています。

仕組債の大きな特徴の一つが、

高い利回りが期待できること。

そして、金融機関でこの商品が勧められる際は、

「元本保証がありリスクを抑えることができますよ」

と伝えられることがよくあります。

  • 高い利回り
  • リスクを抑えることができる

といったメリットを伝えられ、

仕組債を買ってしまう人がいるのですが

気をつけなければいけないことがあります。

それは、この仕組債の仕組みが

非常に複雑だということです。

リスクは限定的と伝えられながらも、

市場の状況によっては、

元本割れしてしまうリスクがあるのです。

また、仕組債を金融機関で購入する際は

手数料が非常に高くなってしまいます。

その手数料は一般的に3%~5%。

仮に100万円分仕組債を購入すれば、

購入した時点で3万円~5万円の手数料が

とられるということです。

ネット証券で株を購入する際、

商品によって異なりますが

手数料は安いものだと0.1%程度のものもあります。

それと比較すると、大きな差だと言えますよね。

このように、仕組みをしっかり理解しなければ、

損をしてしまう可能性があります。

そしてそのような商品は

仕組債だけではありません。

例えば、保険商品。

「周りが入っているから、とりあえず入っておこう」

そのような考えで、

保険商品を購入する人が多いのではないでしょうか。

ただ、保険商品を購入すると

あなたが支払った保険料の多くが、

保険会社の取り分になっていることを

ご存じでしょうか?

保険を購入すると、保険料の一部が

保険金や運用に充てられますが、

その他の多くの金額が営業マンのコミッションに

充てられることになるのです。

そして、その原資となる手数料は

保険料のうち20%程度と言われています。

仮に将来50万ドルもらえる終身保険に加入すると、

年間9,432ドルの保険料を支払うことになるのですが...

手数料が20%だと、9,432ドルの20%

つまり、約1,886ドルの手数料が

取られるということです。

そして、満期を迎える20年後まで

毎年この金額を払い続けたとしたら、

合計約37,720ドルの手数料を支払うことになります。

もし、この金額を他の金融商品へ投資して

年利8%で複利運用したとすると、

20年後には約102,083ドルへ増えることになるのです。

もちろん、万が一のために

保険商品を購入しておくことは大切かもしれません。

ただ、このように多くの手数料が

取られていることを知っておくべきでしょう。

そうでなければ、

あなたのお金が無駄になってしまう

可能性があるからです。

そのため、

もしあなたが「将来のお金のため、資産形成のために...」

と考えているのであれば、

保険商品を購入する代わりに、

資金を株式へ投資することも

考えてみてはいかがでしょうか。

株式投資であれば、

保険商品とは違い手数料が格段に少なくて済みます。

もちろん、株式だと保険商品と比較して

リスクが大きくなります。

ただ、配当株など堅実に安定して資産を増やすことが

期待できる企業の銘柄へ投資すれば、

リスクを抑えることが期待できます。

そして、複利の力が働けば

資産がより大きくなることも期待できます。

このように、状況によっては

保険商品を購入するよりも株式へ投資をした方が、

将来的にあなたの資産が大きくなり、

あなたを助けてくれる可能性があるのです。

そのため、

将来必要なお金について考える際は、

「何に投資をするか?」をしっかり考えて

資金の使い道を考えるようこころがけてみてください。


© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
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