なぜ、これらの企業は株価下落がチャンスなのか?

2023年01月02日

2022年の株式市場は年初から大幅に下落。

米国の代表的な株価指数である

S&P500種株価指数は

年初から年末にかけ約18 %下落しました。

中には保有している銘柄の株価が下落し、

大きな損を出してしまった人もいるかもしれません。

資産がどんどん減っていくのを見て、

「もうやめてしまいたい...」と思った人も

いたのではないでしょうか。

ただ、私はこの状況にそれほど悲観的に

なる必要がないと考えています。

なぜなら、この下落相場は

配当投資家にとってはチャンスになるからです。

どのようなチャンスかというと、

配当金を出す企業の銘柄を

安い値段で買えるということです。

安い値段で買えるということは、

同じ資金に対して

より多くの株を購入することができます。

配当金は1株あたりで支払われますから、

保有する株数が増えれば、

受け取る配当金の額も増えることになるのです。

簡単な例を見てみましょう。

例えば、ある銘柄を1万円分購入しようとするとき、

1株=100円の時は、100株買えます。

仮に1株あたり配当金が5円もらえるとしたら、

配当金は5円×100株=500円となります。

もし、この企業の株価が1株=50円に下落した場合、

1万円で200株買うことができますよね。

1株あたり5円の配当金なので、

もらえる配当金は5円×200株=1,000円になるのです。

つまり、株価が下がったことで、

同じ資金で購入する株数を増やすことができ、

受け取ることができる配当金が2に増えたことになります。

このように、下落相場は

配当株を買い増す絶好のチャンスといえるのです。

そして、中には株価が下がっているけれど、

企業の業績は健全で、

今後高い配当金が期待できる銘柄もあるのです。

例えば、バンク・オブ・モントリオール (NYSE: BMO)という企業。

これはカナダにある五大銀行の一つです。

この企業は約1年前、株価は108ドル程度でしたが、

現在、株価は90ドル*程度になっています。

*2022年12月時点

しかし株価は下落しているものの

収益はしっかり出しており、

1株あたりの利益は過去5年間で20%増加しています。

また、来年は5%増加することも予測されているのです。

そして、配当利回りは4.5%程度*と

高い配当金も出してくれます。

他にも、グローバル・シップ・リース (NYSE: GSL)

という企業があります。

これは船舶をリース、

つまり貸し出す事業をしている企業です。

この企業の株価も1年前は22ドル程度で

取引されていましたが、

現在は17ドル*程度まで株価が下落しています。

*2022年12月時点

しかし、業績は好調で

来年の収益は10%増加すると予測されているのです。

また、配当利回りも約8.8%*と

高い配当金を出しています。

*2022年12月時点

そして、HP Inc. (NYSE: HPQ) という企業。

これはPCやプリンターを製造する

米国の電機メーカーです。

この企業も昨年の12月と現在の株価を比較すると、

およそ25%程度下落しています。

ただ、来年度の収益は10%程度増加すると

予測されているのです。

そして、現在の配当利回りは約3.9%*となっています。

*2022年12月時点

このように、1年前と比較すると

株価は下落しているものの、

業績は好調で、

高い配当金を出してくれる企業があるのです。

ここで挙げた企業はあくまで一例であり、

他にも株価は下落しているものの、

業績が好調の企業が数多くあります。

このような企業へ株価が下がっている

割安の時期に購入すれば、

将来的により多くの配当金を得ることが期待できます。

あなたもこのような銘柄を見つけ出し、

2023年の投資をスタートさせてはいかがでしょうか。

P.S.

高配当が狙える企業はこんな企業です。


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