なぜ「年越し」でソバを食べるのか?

2022年12月31日

年越しソバですね。

「年越し」といえば、

ソバを食べるのが

日本人の慣習の1つ。

家族で集まって、

みんなでソバを食べる。

あなたのご家庭もそんな年末が

定例化しているかもしれません。

実際、核家族化が進んだ現代でも

日本ではおよそ60%ほどの人が

年越しソバを食べるそうです。

でも、なぜ私たちは年越しにソバを食べるのでしょうか?

「年越し」にかけるなら、

コシの強いうどんでも良い気がします。

こし餡の詰まったお饅頭も悪くないんじゃないでしょうか。

調べてみると、

年越しにソバを食べる文化は

江戸時代にさかのぼるのだとか。

実際の

起源については諸説あるようですが

有力だと言われている1つの説が「ソバが切れやすいから」

1年の災厄を経ち切るという願いを込めて

プツンと切れやすいソバを食べるようになったという説です。

「縁切りそば」「年切りそば」とも言うのだとか。

"この1年を清算してキレイな状態で新年を迎える"

年末の大掃除にも似たような気がしますね。

そして面白いのが、もう1つ...

正反対の有力な説があると言うことです。

それは、「ソバが細長いから」

そこに着目して、

「ソバのように細長く長寿でいられるように...」

「家族の縁も細長く続くように...」

といった今の幸せが続くようにという願いから

ソバを食べるようになったという説です。

他にもいくつか説はあるのですが、

興味深いのは、この2つの有力とされる説が正反対だということ。

1つは、切れやすいから。

つまり、「断ち切りたい」という願いが起源。

もう1つは、細長いから。

こちらは、「続いてほしい」という願いが起源。

ソバにはいろんな面があって

そこにどんな意味づけをするのかは人それぞれなんですね。

投資も同じようなものかもしれません。

投資もいろんな面を持ち合わせていて、

中には正反対のものもあります。

例えば、「攻め」としての投資と「守り」としての投資。

資産を増やす。

これが「攻め」の部分。

資産1億円を目指す...

資産を10倍にする...

など、一般的にイメージが広まっているのは

こちらの方かもしれません。

でも、投資には「守る」という面もあります。

インフレから守る、といったものですね。

2022年は値上げラッシュが世相と呼ばれるほどに

いろんなモノの値段が上がり続ける年でした。

出所:Yahoo! News

値上げ率が10%~15%を超えたモノも多く、

これから寒い冬に入ってますます必要となる

電気代に至っては各社30%以上の値上げ...

2023年にも値上げラッシュは

引き続き起こるという見方もあります。

かといって貯金が同じように増えるわけではないので、

放っておくと大事な資産が目減りすることになるのです。

2021年以前は、日本全体の収入が増えなくても値上げはあまり起こらず、

将来欲しい額・必要額に対して「足りない分だけ増やす」という...

攻めの投資ばかりが注目されてきました。

しかし、2022年の値上げラッシュは

インフレは日本と無関係ではないと私たち日本人に教えてくれました。

2023年以降は「守る」という視点も持って

投資をしていくことが大切なのかもしれません。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
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