インド政府、原子力政策を強化か-国営電力会社が相次ぎ原発建設検討
2022年08月24日
(ブルームバーグ): インド最大の電力会社NTPCは、新たな原子力発電所プロジェクトを検討している。国営の同社は数週間前に原発事業に乗り出すと発表したばかりで、モディ政権の原子力政策が勢いづいていることが示唆される。
非公開情報だとして匿名で述べた事情に詳しい関係者によれば、NTPCとインド原子力発電公社が設立した合弁会社は、中部マディヤプラデシュ州での700メガワット原子炉2基の建設で政府と話し合いをしている。両者の協議は進展した段階にあるという。
NTPCは現在、石炭発電に大きく依存しているが、2070年までに温暖化ガス排出の実質ゼロを目指すインドの方針を支えるため「原子力発電の工程表を準備している」と今月公表した年次報告で表明。北部ハリヤナ州ゴラクプールで原子炉2基を建設するためインド原子力発電と合弁会社を設立したことを明らかにしていた。
国際原子力機関(IAEA)、インドは現在6ギガワットの原子力発電容量を建設中。NTPCとインド原子力発電、原子力省はコメントを求める電子メールに返答しなかった。
原題: (抜粋)
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