ゴールドマン社長、中国経済再開は平たんではない恐れ-成長抑制も

2022年12月10日

(ブルームバーグ): 米ゴールドマン・サックス・グループのジョン・ウォルドロン社長は、中国の経済再開への道のりに関して平たんではない可能性があると述べた。米欧で軽度なリセッション(景気後退)シナリオもあり、より厳しい経済情勢につながる恐れもあるという。

ウォルドロン社長は上海の外灘金融サミットでビデオリンクを通じ、「明らかに成長にとってマイナスの影響がいくらかある」と語った。

今回の発言からは、新型コロナウイルスを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策の緩和による影響などを金融機関がどのように評価しているのかがうかがえる。

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ウォルドロン氏はそれでも、資本市場を中心としたゴールドマンの中国事業が順調に推移していると説明。また、中国の資産運用業界でより大きな役割を果たしたいとも話した。ゴールドマンは6月、中国工商銀行との合弁でウェルスマネジメントサービスの提供開始に向け認可を受けた。

ウォルドロン社長は「中国でわれわれは大手投資家であり続ける。今後の機会を楽しみにしている」と語った。

原題:Goldman's Waldron Sees China Reopening Curbing Growth (1)(抜粋)

(c)2022 Bloomberg L.P.

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