スイス中銀、FRBの通貨スワップ枠から多額の引き出し 2週連続
2022年10月14日
[13日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が13日発表したデータによると、スイス国立銀行(中央銀行)は今週、連邦準備理事会(FRB)との通貨スワップ枠から62億7000万ドルを引き出した。
引き出し額は先週の31億ドルの約2倍。期間は7日、金利は年3.33%。
今週と先週の引き出し額は新型コロナウイルス流行初期の2020年春の水準を上回った。
FRBは欧州中央銀行(ECB)、カナダ銀行、イングランド銀行、スイス中銀、日銀とスワップ協定を締結している。
今週、スイス中銀以外にFRBの通貨スワップ枠を利用したのはECBのみ。引き出し額は2億1150万ドル。先週は2億0650万ドル。過去1年の通常レンジ内にとどまっている。
通貨スワップ枠は市場が落ち着いている際には利用されない傾向がある。
ジェフリーズの短期金融市場エコノミスト、トマス・サイモンズ氏は「引き出し額は大幅に増えたが、深刻な危機の際に見られる水準ではない」とコメントした。