バフェットと同じリターンを狙う方法

2022年12月08日

ここ1年半で起こっている高インフレは、

世界中の政府によって実施された

3つの政策の失敗によるものだとお伝えしました。

その政策とは、

  • ロックダウンにより経済をストップさせた
  • 大規模な政府支出の膨張
  • FRBによる引き締めの遅れ

この3つです。

41年ぶりの高インフレに対応するため、

中央銀行はついに今年、

30年以上ぶりの

大幅な利上げに踏み切りました。

そのため、投資家は米国連邦準備制度理事会(FRB)が

景気後退に突き進むのではないかと懸念しています。

しかし前回述べたように、

このような懸念はすでに

株価に反映されています。

だからこそ、10月の米消費者物価指数が

7.7%の上昇にとどまったというニュースは、

11月の猛烈な株価の上昇を引き起こしたのです。

これが底値なのか、それとも底値ではないのか、

市場関係者は今、議論を交わしている最中です。

ですが、何が正しいかということは重要ではありません。

優良株は年初に比べればかなり割安になっており、

賢明な投資家はそれを利用して

資産を増やそうとしていることに注目すべきです。

例えば、ウォーレン・バフェット氏を見てみましょう。

バークシャー・ハサウェイ (NYSE: BRK-A) の会長であり、

現代最高の投資家であるバフェット氏は、

他の投資家が悩んだり、

現金を保有したりしている間、

お金を働かせようとしています。

ここ数年、バフェット氏は

「買うに値する株式が見つからない」と不満を言っており、

その代わりに自社株買いに何百億ドルも費やしてきました。

そのバフェット氏が、ついに2022年。

動き出したのです。

バークシャーは3月に保険会社アリゲニーを

116億ドルで買収しましたが、

それはこの6年間で最大の買収となりました。

また、

・ヒューレット・パッカード (NYSE: HPQ)

・アクティビジョン・ブリザード (Nasdaq: ATVI)

・台湾セミコンダクター (NYSE: TSM)

・ルイジアナ・パシフィック (NYSE: LPX)

・ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループ (NYSE: JEF)

・パラマウント・グローバル (Nasdaq: PARA)

・セラニーズ (NYSE: CE)

・RH (NYSE: RH)

・オキシデンタル・ペトロリアム (NYSE: OXY)

これらの株も数百万株購入しました。

また、シェブロン (NYSE: CVX) への出資を

大幅に増やしていますが、

これはアップル (Nasdaq: AAPL)、アメリカン・エキスプレス (NYSE: AXP)、バンクオブアメリカ (NYSE: BAC) と並ぶ、バークシャーの4大投資先の一つとなっています。

それでは、なぜこのことがあなたにとっても

重要だと言えるのでしょうか?

過去20年間、バークシャーは毎年1.1%ずつ、

S&P500種株価指数のパフォーマンスを上回ってきました。

これは、1万ドルを5万8,137ドルではなく

7万1,041ドルにするのに十分な額です。

実際、ウォーレン・バフェット氏が

バークシャーの舵を取り始めた1964年に

S&P500種株価指数に1万ドルを投資して、

昨年末まで保有していたとしたら、

その価値は251万9,417ドルになっています。

しかしその代わりに、

もしバークシャー・ハサウェイ社

そのものに投資していたとしたら、

1万ドルは3億6,686万6,167ドルになっていたのです。

(バークシャーが99%暴落しても、バフェット氏はこの半世紀でS&P500種株価指数を上回るパフォーマンスを発揮したことになります。)

これこそ現代最高の投資家である

バフェット氏のパフォーマンスです。

バフェット氏は、チャンスがあればいつでも

「値崩れした企業」を買っていく、

バリュー投資家として知られるようになりました。

そして今のような弱気相場では、

企業は特に間違った評価を受けてしまいがちです。

証券取引委員会(SEC)によると、

バフェット氏は今年1月から9月までの間に

660億ドルを株式に投資しています。

世界中の何百万人もの投資家が

彼のようなリターンを得ることを夢見ていますが、

それだけのリターンを得るためには、

彼の方法にならう必要があります。

彼が言うように「他人が貪欲になっているときに恐れ、他人が恐れているときにだけ貪欲になれ」ということです。

市場のピーク時にこのアドバイスを無視した投資家は、

かなりのお金を使ってしまいました。

今はその逆の状況になっています。

つまり株価は安く、ほとんどの投資家は、

株を買うことが「間違っている」と感じています。

しかし、彼らが正しいと感じたときに間違っていたのなら、

彼らが間違っていると感じたときは正しいことになる可能性が高いです。

たしかに、株価が下がり、市場心理がネガティブになり、

国内メディアが暗いニュースを流しているときに、

新しい資金を株に投入するのは不安かもしれません。

しかし、これは米国の歴史上、

すべての弱気相場で成果を上げてきた方法です。

そしてきっと今回も例外ではないでしょう。


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