中国、不動産危機回避のため広範囲の救済策を計画-関係者

2022年11月13日

(ブルームバーグ): 中国は記録的な市況低迷と深刻な流動性逼迫(ひっぱく)に見舞われている不動産市場について、最も広範囲にわたる救済策を打ち出した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

非公開情報であることを理由に関係者が匿名で語ったところでは、中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は11日、金融機関に対する合同の通知で、不動産セクターの「安定的で健全な発展」を確保するための計画を提示した。

それによれば、これまでの断片的な措置とは異なり、最新の通知には開発業者が直面する流動性危機への対応や、住宅購入者への頭金要求の緩和など16の措置が盛り込まれた。

救済策の一環として、開発業者の銀行融資残高や信託融資残高のうち、期限が今後半年以内のものは期間の1年間延長を可能とするほか、債券の支払いについても交渉を通じた期間延長やスワップなどが可能となると関係者は説明した。

中国による過去数年にわたる不動産セクター締め付けは、新型コロナウイルスを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策と共に同国経済の最大の重しとなっているが、今回明らかになった措置は当局がその緩和に動きつつあることを示す最も顕著な兆候となる。

原題:China Plans Sweeping Rescue Policies to Avert Property Crisis(抜粋)

--取材協力:Dingmin Zhang.

(c)2022 Bloomberg L.P.

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