中国が追加景気対策 財源6兆円超、インフラ投資
2022年08月25日
【北京時事】中国国務院(内閣)は24日、常務会議を開き、インフラ投資の推進やIT企業の経営支援などからなる新たな景気対策の実施を決めた。
財源の一部として、3000億元(約6兆円)以上を積み増す。国営中央テレビが報じた。
国営テレビによると、会議では「景気回復の基盤が強固ではない」ことを確認。中部や南部を中心に熱波の影響で電力不足や干ばつが続く中、国務院は、電力会社などが2000億元の起債を行うことや、農業支援のための補助金拠出も決めた。