中国・人民元が約14年半ぶりの安値 対ドル、金利差の拡大で

2022年09月28日

中国の上海外国為替市場で28日、人民元が1ドル=7・24元まで下落し、2008年1月下旬以来の安値水準となった。米国で利上げが続く中、中国は景気の停滞などから金融緩和に動いており、金利差が開いていることから人民元が売られやすくなっている。  中国人民銀行(中央銀行)は、銀行が貸し出す際の指標となる事実上の政策金利「最優遇貸出金利(LPR)」を今年だけで3回引き下げるなど、金融緩和を強めている。厳しい移動制限などで感染を抑制するゼロコロナ政策によって、景気が停滞気味にあるためだ。  人民銀行は26日、顧客のために元を売って外貨を買う為替予約取引を取り扱う金融機関に対し、28日から準備金を預けさせると発表した。為替予約のコストを上げることで、元売りを抑制する狙いがある。(北京=西山明宏)

朝日新聞社

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