中国・香港株が下落、利益確定売りで-中銀発表控えて慎重姿勢 12/12(月)
2022年12月12日
(ブルームバーグ): 中国・香港株は12日の取引で下落。ここ最近の株急伸を受けた利益確定の売りが一部あったほか、世界の主要中央銀行による今週の金融政策発表を控えて、株式市場に全般的に慎重な姿勢が広がった。
香港上場の本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は前週末比3%安。先週は週間ベースで7.3%値上がりした。この日はフードデリバリーの美団や電子商取引のアリババグループなどテクノロジー株が売られた。
米国で発表されるインフレ統計に加えて米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)による金融政策判断を控えてアジア株は総じて下落した。
本土株市場ではCSI300指数が1.1%下落。香港株のハンセン指数は2.2%安、ハンセンテック指数は4.1%下落した。
原題:China Stocks Slide as Traders Take Profit After Sharp Recent Run
(抜粋)
--取材協力:Jeanny Yu.