人民元が14年9カ月ぶり安値

2022年10月22日

【北京=三塚聖平】21日の上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで下落し、通常取引の終値(日本時間午後5時半現在)が前日比0・16%安の1ドル=7・2494元となった。世界金融危機時の2008年1月以来、14年9カ月ぶりの元安水準を付けた。 米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めに積極的な姿勢を強めるとの観測が出る中、米中の金融政策の方向性が異なることから人民元が売られやすい状況が続く。22日に中国共産党大会が閉幕する予定で、その後に中国当局が元安に対する阻止姿勢を緩めるという見方が浮上したことも影響したもようだ。 中国人民銀行(中央銀行)は20日、事実上の政策金利と位置付ける「ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)」の1年物を据え置いた。据え置きは2カ月連続。中国の景気は減速しているが、人民元下落を警戒してさらなる利下げには慎重とみられる。

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