今夜から九州で「線状降水帯発生」のおそれ 土砂災害など厳重警戒 早めの避難を
2022年07月15日
15日金曜夜~16日土曜午前中は、九州北部地方と九州南部では、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。九州だけでなく、西~北日本で、大雨となる所がありますので、早めの対策を心がけてください。
今夜から大雨に警戒 九州は「線状降水帯」発生のおそれ
画像:tenki.jp
15日金曜は、前線が華北から西日本を通って、東日本へのびています。この前線は、17日日曜にかけて、東北地方まで北上し、西日本では南下する見込みです。 この前線に向かって、大雨のもとになる「暖かく湿った空気」が流れ込むとともに、本州付近の上空約6000メートルには、氷点下6度以下の寒気が流れ込むため、西日本~北日本では、17日日曜にかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。 すでに、15日金曜は、西日本から東北地方では「非常に激しい雨」や「激しい雨」の降っている所があり、これまでの大雨により、土砂災害の危険度が高まっている所があります。 さらに、西日本では、16日土曜夜にかけて、東日本~北日本では、17日日曜にかけて、雷を伴って「非常に激しい雨」や「激しい雨」が降り、大雨となる所がありそうです。 今回、特に危険なのが、九州です。 九州北部地方と九州南部では、15日金曜夜~16日土曜午前中は「線状降水帯」が発生して、大雨災害の危険度が、急激に高まる可能性があります。