円安、一時148円台前半 米金利引き上げ観測で
2022年10月31日
週明け31日の東京外国為替市場で円安が進み、一時1ドル=148円台前半を付けた。日銀は前週末の28日に金利を極めて低く抑え込む現行の大規模な金融緩和策の維持を決めた。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレを抑え込むために金利引き上げを当面続けるとの見方が強く、日米金利差の拡大観測から円安ドル高が進んだ。
FRBが見込む来年の政策金利の到達水準が引き上げられる可能性があるとの一部の米報道も円売りドル買いにつながった。
午後5時現在は前週末比93銭円安ドル高の1ドル=148円00~02銭。ユーロは67銭円安ユーロ高の1ユーロ=146円94~98銭。