円安効果続々、日本電産は過去最高益 為替介入では政府が2兆円超のボロ儲け 半面、内需企業や家庭は苦しく

2022年10月25日

為替の円安効果があちこちで出始めている。モーター大手の日本電産が発表した2022年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比24・2%増の1兆1307億円、最終利益が30・1%増の866億円と過去最高だった。営業利益も963億円と過去最高で、為替差益で約170億円の押し上げ効果があった。 【グラフでみる】日本国民の平均年収推移 永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は「世界各国でドル建て預金をするなど工夫しており、なんとなく為替差益が出たわけではない」と説明した。 政府・日銀の為替介入も思わぬ〝もうけ〟を生んだようだ。21日に実施した円買いドル売り介入は最大5兆5000億円規模、9月22日の介入額は約2兆8000億円だったとみられる。 過去の円高対策の介入の際には1ドル=75~118円程度でドルを取得している。これを145~150円で売ったことで2兆円超の差益が出たとの指摘もある。 その半面、円安で内需企業や家計が苦しくなっている。一刻も早く大型経済対策が必要だ。

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