円急落、一時139円69銭 24年ぶり円安水準更新
2022年09月01日
1日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで急落し、一時1ドル=139円69銭と1998年9月以来、24年ぶりの円安ドル高水準を更新した。歴史的なインフレに対処するため米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを継続し、日米金利差が拡大するとの観測から、円売りドル買いが優勢となった。 午後5時現在は、前日比70銭円安ドル高の1ドル=139円28~29銭。ユーロは1円07銭円安ユーロ高の1ユーロ=139円69~73銭。 FRB高官が前日、インフレ抑制を優先する考えを強調。日米の金融政策の違いが改めて鮮明になり、資産運用に不利な円が売られた。