円急落、一時148円86銭 32年ぶり安値更新 NY市場
2022年10月15日
【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク外国為替市場では、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが進み、円相場は一時1ドル=148円86銭まで下落、1990年8月以来約32年ぶりの安値を更新した。
午後5時現在は148円73~83銭と、前日午後5時比1円56銭の大幅な円安・ドル高。
前日発表された9月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る伸び率となり、インフレ圧力の根強さを改めて裏付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ継続を後押しする内容で、日銀の金融緩和継続姿勢との違いが鮮明となった。