利上げ幅、一段の縮小示唆 金融政策の時間差考慮 米FRB副議長
2023年01月20日
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長は19日の講演で、昨年急激に進めた利上げの影響が今後表れると予想されることから、次回の金融政策会合では利上げ幅を0.25%へ縮小する可能性を示唆した。
ブレイナード氏は質疑応答で、昨年12月の前回会合で利上げ幅を4回連続の0.75%から0.5%へ縮小したことに関し、金融引き締めが経済に影響するまで「いくらかの時間差があると認識している」と説明。「こうした考えは今でも極めて適切だ」と明言した。