午後3時のドルは小幅安で136円後半、米金利低下が重し

2022年08月24日

[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(136.78/81円)から小幅安の136.63/65円付近で推移している。時間外取引の米長期金利の低下が重しとなり、ドル売り/円買いが優勢となった。 ドルは仲値にかけては実需の売り買いが交錯した後、一時的に買いが優勢となり、137.03円まで上昇。その後は136円後半でもみ合う展開が続いた。午後に入り、利益確定や持ち高調整の動きが出たとみられ、じりじりと軟化し、136.38円まで下落した。 足元のドル/円は米連邦準備理事会(FRB)高官によるタカ派的な発言を背景に、底堅さを維持している。 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は23日、最も懸念すべきは米FRBや金融市場が基調的なインフレ圧力の強さを過小評価していることだと述べ、インフレを克服するには自身が想定しているよりも、さらに積極的な利上げが必要になるとの見方を示した。 市場では26日の米ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演で、タカ派的な発言が出るとの思惑が強まっている。 ただ、「市場が期待していた程のタカ派的な発言がでなければ、ドルは一旦調整が入りやすい」と、楽天証券のFXディーリング部、荒地潤氏は指摘する。 8月の下値は130.40円、上値は137.70円で、「その間の134円を下回る水準まで調整が入れば、秋に向けてじわじわと円高圧力が増してくる」(荒地氏)という。 ユーロ/ドルは0.9940/44ドル。エネルギー供給不安や欧州景気減速懸念を背景に軟調な推移が続いた。「ユーロの戻りは鈍く、パリティ割れの状態が続く」(国内証券)との声が聞かれた。 ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円 午後3時現在 136.63/65 0.9940/44 135.85/89 午前9時現在 136.73/75 0.9964/68 136.26/30 NY午後5時 136.78/81 0.9967/71 136.31/35

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