午後3時のドルは142円後半へ下落、日銀総裁発言で

2022年09月09日

[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル安/円高の142円後半。日銀の黒田東彦総裁が岸田文雄首相と会談し、最近の急速な円安進行をけん制したことなどから、円が買われた。 朝方から143円後半で上値の重かったドルは、正午過ぎから下げ幅を拡大。一時142.43円まで売られた。黒田総裁が岸田首相との会談後、記者団に「為替が1日に2円も3円も動くのは急激な変化だ」などと発言したことが、円を買い戻す手がかりとなった。 もっとも市場では、米国金利が歴史的な水準へ上昇し、ドルが対円以外でも大きく買われている状況下、日本だけがドル安阻止の為替介入を実行するのは困難、との見方が大勢。「仮に実施できたとしても小規模にとどまり、影響は限られるだろう」(外銀)との指摘が出ている。 実際、ドルは午後にかけてじりじりと反発。午後3時過ぎには143円前半まで値を戻した。 午前の取引ではユーロ高/円安が目立った。一時144.71円と6月高値を上抜け、15年1月以来7年半ぶり円安水準をつけた。「利上げを巡る欧州中央銀行(ECB)高官の不協和音がなくなり、今会合は全会一致で大幅利上げを決定した。インフレ抑制に向けた金融引き締めに本気な姿勢を示したことから、ユーロは以前よりも買いやすくなった」(国内証券)という。 ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円 午後3時現在 142.95/97 1.0066/70 143.90/94 午前9時現在 143.87/89 1.0008/12 144.00/04 NY午後5時 144.09/12 0.9994/98 144.04/08

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