午後3時のドルは144円前半へじり安、英ポンド反発で

2022年09月27日

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の144円半ば。最安値へ売り込まれた英ポンドが切り返してドルを押し下げたほか、日本当局の介入への警戒感も、上値の重さにつながったという。 前日に急落したポンドがこの日は反発。特段の手がかりはなかったが、急落の反動で利益確定の買い戻しが短期筋の間で活発化したもようで、対米ドルで1.08ドル前半と朝方から1%超上昇。対円でも156円前半へ1%弱切り返した。 英国で新政権が発足した後、ヘッジファンドなど投機筋のポンド売りが大きく膨らみ、その増加幅は2013年以降で最大だったことが明らかになっている。 だが、新政権の経済政策に対する不信は変わらず、ポンドは先安見通しを維持する声が大勢。1米ドル=1ポンドの等価水準(パリティ)を近く割り込む可能性が高いとの指摘が相次いでいる。 ドル/円は朝方の144円後半から前半へじり安。対ポンドで進んだドル安が、対円にも波及した格好となった。 市場では、政府・日銀が22日に実施した24年ぶりの円買い介入額は、約3兆6000億円程度だったとの指摘が出ている。事実であれば、円買い介入としては1998年4月10日の2兆6201億円を超える規模。 ニッセイ基礎研究所の上席エコノミスト、上野剛志氏は「ファンダメンタルズに逆らう格好での為替介入となり、マーケットのトレンドを変えられていない」と指摘。「介入への警戒感が円安の進行を一定程度抑えている間に、ドル高圧力が和らいでくるのを待つしかないのではないか」と話している。 ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円 午後3時現在 144.38/40 0.9650/54 139.35/39 午前9時現在 144.45/47 0.9619/23 138.96/00 NY午後5時 144.75/77 0.9606/09 139.07/11

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