外国為替市場の円相場が1ドル=144円台 円安進み24年ぶりの水準を更新
2022年09月08日
外国為替市場の円相場は、一時1ドル=144円台をつけた。
この24時間で4円ほど円安が進み、24年ぶりの水準を更新している。日本時間のきのう夜、アメリカで発表された経済指数が、市場の予想に反して改善した。これを受け、アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)がインフレを抑えるため、金融の引き締めを長期化させるという観測が広がり、長期金利が上昇した。
【映像】1ドル=144円台で円安進み24年ぶりの水準更新
一方で、低金利を維持する日本の金融政策が改めて意識され円を売って利回りの見込めるドルを買う動きがさらに強まった。円相場は現在、1ドル=144円前後で取引されている。(ANNニュース)