日本、じつは「先進国で断トツ最下位」に…! 日本人は知らない「ヤバすぎる日本経済」の真実

2022年08月04日

日本の潜在成長率は「30年間」も下がり続けていた!

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 日本経済が長期低迷から抜け出せないのはなぜでしょう。  その原因は、潜在成長率が過去30年にわたって低下し続けているからです。 【写真】中国人も韓国人も「日本の桜」が気になって仕方がない理由  潜在成長率というのは、経済的に持続可能な成長率のことを指しており、その国の長期的な経済の実力と言い換えることができます。  日本の潜在成長率はバブル末期の1990年に4%程度と高かったのですが、2000年代には1%を割り込み、2010年代には0.5%まで低下しました。  日銀の最新の推計では0.2%まで落ち込んでおり、このままでは2020年代にマイナスになるのではないかと危惧されています。  潜在成長率が低下の一途を辿ってきた背景には、人口減少や少子高齢化によるマイナス面が大きいのに加えて、生産性が一向に伸びてこなかったという要因があります。  これは、政治の不作為によるものです。

主要7ヵ国の中で「最下位」に...!

日本は名目GDPもほとんど上がらない低成長が続いている Photo/gettyimages

 バブル崩壊後に、歴代の政権は景気を下支えするために一時しのぎの財政政策や金融政策を繰り返してきただけで、それらの政策は潜在成長率を高めることにはほとんど寄与してきませんでした。  その結果、1990年から2020年までの30年間で日本の名目GDPの伸び率は、主要7ヵ国のなかでもっとも低くなりました。  この間、米国や英国の名目GDPは約2倍に伸びたのをご存じでしょうか。そして、日本はといえば、たった2割ほどしか伸びなかったのです。  後編記事『日本政府が「28兆円」をひっそり無駄に...!  日本を「先進国で断トツ最低」に転落させた"日本政府の大罪"』では、なぜ日本がそこまで転落をしたのか。その背景事情に迫ります。

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