日本経済、円安の悪循環 貿易赤字11兆円、過去最大 22年度上期

2022年10月21日

 財務省が20日発表した2022年度上半期(4~9月)の貿易収支(通関ベース)は、比較可能な1979年度以降、半期として過去最大の11兆75億円の赤字だった。  円安や資源価格の高騰で輸入額が大幅に膨らんだのが響いた。円安が続くと、企業は支払いに充てるドルなどの外貨を調達しようと円を売るため、さらなる円の下落を招く。日本経済は円安が円安を生むという悪循環に陥りつつある。  貿易赤字の拡大は、輸入額の伸びが輸出額を大きく上回ったことが原因。22年度上半期の輸入額は前年同期比44.5%増の60兆5838億円で過去最高を更新。品目別では、原油が2.1倍、石炭が3.4倍、液化天然ガス(LNG)が2.4倍となった。 

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