日野自、改ざんは00年代からか 燃費データ、虚偽説明の疑い
2022年08月02日
日野自動車が今年3月に公表したエンジンの燃費試験などのデータ改ざん問題で、不正が2000年代から行われていたとみられることが2日、分かった。これまでの発表では少なくとも16年から不正があったとしていた。日野自は、三菱自動車の燃費不正が16年4月に発覚した際、国土交通省の調査に「不正はない」と回答しており、虚偽の説明をしていた疑いもある。 【写真】データ不正について説明する小木曽聡社長 日野自動車 3月
日野自は2日、同日午後4時に東京都内で記者会見すると発表した。外部有識者による特別調査委員会の報告書について、調査委と小木曽聡社長がそれぞれ会見する。報告書では、不正の始まった時期や経緯などに言及する見通し。