日銀政策修正「サプライズ発表で相場が大きく変動」…一時、円相場急騰・日経平均800円超下落

2022年12月20日

 日銀が金利政策を修正したことを受けて、20日の東京外国為替市場では、対ドルの円相場が急騰した。正午前に1ドル=137円台だったが、日銀の発表直後から円高・ドル安が進み、133円台前半をつけた。

東京証券取引所

 日銀の金融政策を巡っては、20日の金融政策決定会合で、大規模緩和の継続を決めるとみられていた。日銀は緩和政策そのものは維持したが、長期金利の変動幅を拡大した。市場では、国内の長期金利が上昇するとの見方が広がり、円買いが広がった。市場関係者は、「サプライズの発表で、相場が大きく変動した」と語った。

 20日の東京株式市場で日経平均株価(225種)は一時、前日終値比で800円超下落した。日銀の金利政策修正を受け、国内景気が減速するとの懸念が広がり、売り注文が加速した。

 また、東京債券市場では、長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、前日よりも0・210%高い0・460%まで急上昇(債券価格は下落)した。

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