東京円、一時130円台 2カ月ぶり水準、米景気懸念で
2022年08月02日
2日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時、6月上旬以来、約2カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=130円60銭近辺を付けた。米国の景気後退懸念が意識されて米長期金利が低下。日米の金利差が縮小するとの見方から円買いドル売りが先行した。 円急落、一時139円台 24年ぶり円安ドル高水準 7月
アジア歴訪中のペロシ米下院議長が台湾を訪問するとの一部報道も材料視された。米中の対立が先鋭化するとの警戒感が高まり、リスク回避を目的に相対的に安全な資産とされる円を買う動きが広がった。 午前10時現在は前日比1円61銭円高ドル安の1ドル=130円94~95銭。