東京外為〕ドル、133円台後半=売買交錯でもみ合い(4日正午)

2022年08月04日

4日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需の売りと米長期金利の下げ一服を眺めた買いが交錯し、1ドル=133円台後半でもみ合っている。正午現在は、133円80~81銭と前日(午後5時、133円21~22銭)比59銭のドル高・円安。  前日の米国時間には、市場予想を上回る7月の米サービス業PMIを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを継続するとの見方から米長期金利が急上昇。ドル円も一時、7月29日以来のドル高水準となる134円50銭台まで水準を切り上げた。ただ終盤にかけては低下に転じた米長期金利を眺めて133円台後半に伸び悩んだ。  きょうの東京市場はこの流れを引き継いで133円90銭台でスタート。ペロシ米下院議長訪台をめぐる中国側の対応への警戒感が広がる中、実需筋によるドル売り・円買い注文が出て、ドル円は仲値通過後に133円40銭付近へ軟化した。その後は時間外取引での米長期金利の下げ止まりを受けて133円90銭近辺まで値を戻すなど、方向感なくもみ合う展開となっている。  市場は現在中国が台湾周辺で行っている軍事演習が偶発的衝突を招くリスクを懸念しており、「何か動きがあるとすればアジア時間帯になるため、目先は東京時間の日中に警戒感が漂いやすい」(FX業者)という。一方、市場からは「FRB高官による連日のタカ派発言で日米金融政策の方向性の違いが改めて意識されており、下値では値ごろ感からの買い注文も入る状況」(国内証券)との声も聞かれた。  ユーロも対円、対ドルともに朝方からもみ合い。正午現在は、1ユーロ=136円00~02銭(前日午後5時、135円58~60銭)、対ドルでは1.0164~0165ドル(同1.0178~0178ドル)。

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