東証反落 一時2万6千円割れ  世界的な景気懸念

2022年09月28日

28日の東京株式市場で、日経平均株価は反落し、約3カ月ぶりの安値をつけた。前日終値からの下げ幅は一時、600円を超えた。米欧の主要中央銀行による急激な利上げを受け、世界の金融市場は景気後退懸念に覆われている。米国株が下げ止まらず、28日はアジア市場でも投資家のリスク回避姿勢が強まった。 日経平均の終値は前日比397円89銭安の2万6173円98銭。朝方から軟調な展開となり、節目の2万6千円を割り込む場面もあった。一方、割安になった銘柄には買い注文が入った。 米ダウ工業株30種平均は前日まで6営業日続落した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化する可能性が出てきたことで、景気後退観測が強まった。米長期金利の指標となる10年債利回りは一時、2010年4月以来の高水準となる4%台目前まで上昇(債券価格は下落)し、投資家心理が悪化した。 野村証券の沢田麻希ストラテジストは「米国のインフレがピークアウトし、FRBによる金融引き締めペースの緩和が見えてこない限り、相場変動の激しい状況は続くだろう」と話している。

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