甲子園はなぜ”甲子"園なのか?

2022年11月22日

今日は少し、投資とは離れたお話です。

甲子園はどうして甲子園なのか、

お考えになったことはありますか?

幼い頃の私は、

「子じゃなくて親でもいいんじゃないか...」

と思っていました。

これには明確な理由があります。

甲子園のサイトによると、

甲子園球場が完成した1924年は、

「十干」と「十二支」

それぞれの最初である「甲」と「子」が合わさる縁起のよい年だったため、

この付近一帯を「甲子園」と名付けました。

パッとわかりにくいですよね。

いわゆる、干支(えと)のお話。

甲子園は1924年、

ネズミ年に生まれました。

あなたは何年(なにどし)生まれでしょうか?

ネズミ年生まれでしょうか?

ヒツジ年生まれでしょうか?

サル年生まれでしょうか?

干支(えと)は十二支に分かれますよね。

  • 子(ね)
  • 丑(うし)
  • 寅(とら)
  • 卯(う)
  • 辰(たつ)
  • 巳(み)
  • 午(うま)
  • 未(ひつじ)
  • 申(さる)
  • 酉(とり)
  • 戌(いぬ)
  • 亥(い)

これらが十二支。

ただし、ネズミ年はネズミ年でも、

五つのネズミ年が存在します。

五つのネズミ年

五行論というものがあります。

  • 五臓六腑
  • 地球の五元素
  • 東・西・南・北・中央における五方向

など、世の中を五つの要素に分類していく、

古来2500年の歴史ある学問です。

五つの種類。

の五要素に分けていく

という考え方です。

話し始めたらキリがないのですが、

年も五つの種類に分けることができます。

ネズミ年はネズミ年でも

  • 木のネズミ年
  • 火のネズミ年
  • 土のネズミ年
  • 金のネズミ年
  • 水のネズミ年

があるわけです。

具体的には、

  • 木のネズミ年=甲子年
  • 火のネズミ年=丙子年
  • 土のネズミ年=戊子年
  • 金のネズミ年=庚子年
  • 水のネズミ年=壬子年

と称します。

見えてきましたね。

甲子園というのは、

1924年、甲子年にできたので、

音読みをとって「甲子園」というわけです。

これら「〜〜年」という干支(かんし)は

全部で60種類。

その中でも甲子は

全ての始まり、ということで

甲子園になったと言われています。

*余談ですが、この60種類(60年)が一周すると、「還暦」と言われます。

あなたもピンときたかもしれませんが、

歴史を振り返れば、同じような事例はたくさんあります。

・事例1:壬申の乱

→水(壬)のサル年に起きたので、壬申の乱

・事例2:辛亥革命

→金(辛)のイノシシ年に起きたので、辛亥革命

・事例3:戊辰戦争

→土(戊)のタツ年に起きたので、戊辰戦争

このように、法則に沿って

"分類"をしていくことができます。

今年2022年は寅年。

ですが、今年は水(壬)の寅年なので、

壬寅年だ、と読み解くことができます。

"じんとら"と読む人もいれば、

"みずのえのとら"と読む人もいます。

その干支(かんし)には

それぞれ意味があるのですが、

話し始めると24時間喋り続けることになるので、

割愛いたします。

年、があれば

月、も存在します。

例えば、11月はイノシシ月に

分類されます。

しかし、今月2022年ただのイノシシ月ではなく、

金(辛)のイノシシ(亥)。

先ほどもご紹介した辛亥革命と被りますが、

辛亥月ということになりますね。

年、月と来れば、日も存在します。

例えば、今日はウサギの日。

土(己)のウサギ(卯)ですから、

己卯日となりますね。

この分類は、

人にとても大きな影響を及ぼします。

いわゆる、行動傾向にわかりやすく出ます。

特に、生まれた日。

色々な切り口はありますが、

の五つから見ると、

ざっくり

  • 木:自立したブレない人
  • 火:お話しするのが上手な人
  • 土:愛情深い人
  • 金:行動早く成果を作る人
  • 水:頭のいい人

といったような傾向が掴めます。

例えば、現総理大臣の岸田さんは、

水(壬)のトラ(寅)の日に

生まれていますから、ざっくりいうと

水の人、つまり知性の人ととることができます。

占いのように聞こえるかもしれませんが、

これは統計学ではなく分類学、です。

ですから、これは

一生変化することがない資質・素質。

言い換えるならば生き方のクセです。

これを知っておくことは、

経営やマネジメントにおいて

とても役に立ちます。

それは、「受容し、許すことができるから」です。

これがわかっていれば・・・

  • ある子が「一人でこもって仕事をするタイプ」という

資質を持っていることがわかっていたとします。

その子が一人で黙々と仕事をしているのを見ても、

「みんなで協力してくれよ!」とは言わずに、

「ああ、この子は一人でこもっていたいだろうしね」

といい意味で許し、受け入れてあげることができます。

  • 体調を崩しやすい、という人もいます。

そういった子が「体調が悪いです」と言ってきたら、

「またかよ!自己管理がなってない!」というのではなく、

「その通りになったね、じゃあいいか笑」となります。

  • 「人に正義感を押し付けやすい」という人もいます。

それがわかっていれば、

「ああ、こうなるだろうな」と予測ができますから、

事前にクギを刺しておくことができます。

これは、家族関係にも役立ちます。

例えば、私の弟は非常に口数が少なく、

ハッキリ言って何を考えているかわかりません。笑

しかしそれは分類していくと

理由が読み解けます。

「何を考えているかわからない人」

と書いてあるからです。

ですから、「お兄ちゃんみたいに喋れよ」ではなく、

「あなたはそのままでいいよ」と許してあげられます。

この、行動傾向まで掴むことができる

分類のことを、"宿命"と呼びます。

宿命、と聞くと人生の全てが決まってしまうような

印象を受けるかもしれませんが、

そんなことはありません。

宿命は、あくまで素材。

行動傾向のクセ。それをうまく使って、

それに適した環境に身を置いて、

どういうあり方で運命を変えていくか?

これが本題です。

運命は以下の式で定義されています。

(宿命+環境)×生き方=運命

ですから、大事なのは環境と生き方を

どうセットしていくか、です。

そこがゼロになると、

どんな才能・資質を持っていても輝きません。

それを使って、

人生をうまく改良していきましょう、

というのが真に大切なことなのです。

さて、ここまでお読みになって

どう思われましたか?

「おいおい、いつまで経っても投資に繋がらないじゃないか」

と思われましたか?


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