米国務省、サウジへのミサイル売却案を承認-最大約30.5億ドル規模

2022年08月03日

(ブルームバーグ): 米国務省はサウジアラビアに地対空ミサイルシステム「パトリオット」と関連機器の追加売却を行う案を承認し、議会に通知した。契約の規模は最大30億5000万ドル(約4060億円)。数週間前には、バイデン米大統領とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子との間で初会談が行われていた。

中東歴訪を終えたバイデン氏は先月、石油増産の確約を得られぬままサウジアラビアから帰国の途に就いた。同氏は石油供給について、「今後数週間内にさらなる措置」があると期待していると述べていた。

サウジ側は、米レイセオン・テクノロジーズ製の誘導強化型パトリオットミサイル「GEMーT」300基の売却を要請していた。武器の売却には米議会の承認が必要となる。米国務省は声明で、これらミサイルはサウジの民間施設や極めて重要なインフラに対するイエメンのイスラム教シーア派系武装組織フーシ派による無人飛行システムや弾道ミサイルでの執拗な攻撃からサウジの国境を防衛するために使用されると説明した。

さらに同省は議会に対し、アラブ首長国連邦(UAE)に高高度防衛ミサイル(THAAD)迎撃システムと射撃管制・通信局、関連機器を追加売却する案を承認したと通知した。契約規模は推定22億5000万ドル。

原題:US Agrees to $3 Billion Saudi Missile Sale After Biden Visit、US Approves Possible Missile Sales to Saudi Arabia, UAE(抜粋)

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