米政権、財務長官の交代検討 中間選挙後に メディア報道
2022年09月29日
【ワシントン時事】米ホワイトハウスは11月の中間選挙後、イエレン財務長官の交代を検討している。
物価が高止まりする中、バイデン大統領の経済運営に対する国民の懸念に対処する。ネットメディア「アクシオス」が28日、関係者の話として報じた。
米インフレ率は8%超と、約40年ぶりの高水準が続く。イエレン氏は5月、テレビインタビューで、高インフレの長期化を予想していなかったことについて「誤りだった」と認めた。物価高への有権者の不満を背景に、バイデン氏の支持率は40%台で推移している。
アクシオスはイエレン氏の後任候補として、レモンド商務長官やブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)副議長の名前を挙げた。