習氏「台湾への武力行使の放棄、決して約束しない」党大会会場は拍手

2022年10月16日

 16日の中国共産党大会での政治報告で、習近平(シーチンピン)総書記(国家主席)は今後の台湾政策について、平和的な統一に向けて最大限の努力をするとしつつ、「決して武力の使用を放棄することはしない」と述べた。 【写真】中国共産党の第20回党大会が開幕し、習近平総書記(前列左から3人目)、胡錦濤前総書記(同4人目)、李克強首相(同2人目)らが壇上に並んだ=2022年10月16日、北京の人民大会堂、金順姫撮影  前回2017年の党大会では、武力の使用については触れていなかった。  習氏はまず、台湾との経済、文化交流を進めるための努力を続けると述べた。その上で「台湾問題を解決するのは、中国人であり、中国人が決める」と強調。平和的な統一ができなかった場合を念頭に、武力行使を排除しないと力を込めた。  また、外国勢力や台湾独立を目指す者たちに対し、「必要なすべての対応をとるオプションを留保する」とも述べ、「祖国の完全統一は必ず実現しなければならず、必ず実現できる」と強い言葉で語った。会場からは、しばらく拍手が鳴りやまなかった。

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