過度な円安「断固たる措置」 米国と密接に連絡 神田財務官 10/26(水
2022年10月26日
財務省の神田真人財務官は26日朝、外国為替市場で円相場が乱高下していることに関し「過度の変動、無秩序な動きについては、しっかりと緊張感を持って監視し、必要に応じて断固たる措置を取ることを続けたい」と述べた。
投機筋の動きを背景とした急激な円安進行には為替介入も辞さない構えを示し、改めて市場をけん制した。
神田財務官はまた、イエレン米財務長官が最近の日本政府・日銀による為替介入を「知らない」と発言したとの一部報道を巡り、「米国とはさまざまな問題で密接に連絡を取り合っており、為替を含むマーケットについても緊密に情報共有、連携している」と強調。イエレン氏の発言について「為替介入の有無を公表しないという(日本の)方針を尊重してくれているもので、感謝している」との認識を示した。