高橋洋一・元内閣官房参与、政府・日銀の市場介入『やればいい』 「含み益が実現益、目指せ埋蔵金40兆円」
2022年10月22日
菅首相時代に内閣官房参与を務めた元財務官僚の嘉悦大・高橋洋一教授が22日、自身のツイッターを更新。21日深夜に、1ドル150円を越えた32年ぶりの円安水準に対し、政府・日銀が市場介入とみられる対応を見せたことに「介入なんて一時的効果だからやればいい。その度に含み益が実現益になるので、目指せ埋蔵金40兆円」と私見を述べた。 21日夜には151円90銭付近まで下落した円相場は、午後11時すぎになり突然円高方向に。ニューヨーク外国為替市場では一時144円台半ばを付け、7円近く動いた。ドルを売って、円を買う市場介入の有無について政府・日銀は明言しない方針。22日午前7時時点では147円台半ばになっている。 高橋教授はさらに財務省(Z)の矛盾として「埋蔵金発掘(外債売却)は否定しつつ、介入(外債売却)はやるという。介入は一時的効果しかないが、それでもZは効果ありと言わざるを得ない。それはZの金融機関への天下り確保のため。なので、介入して埋蔵金発掘がゲーム解になる」と持論を展開した。
中日スポーツ