NYダウ終値、643ドル安の3万3063ドル…金融引き締めへ警戒感広がる
2022年08月23日
【ニューヨーク=小林泰裕】22日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比643・13ドル安の3万3063・61ドルだった。値下がりは2営業日連続。
今週末に開かれる経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金融引き締めに前向きな方針を示すとの警戒感が広がった。利上げによる景気後退への懸念が強まり、半導体大手インテルや娯楽大手ウォルト・ディズニーなどの銘柄が売られた。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は323・65ポイント安の1万2381・57だった。