NY原油4%安、ウクライナ侵攻後の上昇帳消し-米ガソリン消費減速
2022年08月04日
ブルームバーグ): ニューヨーク原油先物相場は、今年2月初め以来の安値となる1バレル=90.66ドルで3日の通常取引を終え、ロシアのウクライナ侵攻後の上昇が全て帳消しとなった。アジア時間4日の時間外取引では、91ドル台を一時回復したが、上値の重い展開が続いている。
石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は3日の閣僚級会合で、9月に日量10万バレルの小幅な追加増産を行うことで合意。一方、米エネルギー情報局(EIA)発表のガソリン消費のが2020年夏季の水準を下回り、最新週の米原油在庫も400万バレル余り増加するなど、需要の減少傾向が示された。
国際原油価格は3月に一時130ドルを超える水準まで急騰したものの、日米欧の厳しい禁輸措置にもかかわらずロシア産原油が市場に流れる兆候に加え、世界的な景気減速がエネルギー消費を損なうとの懸念も押し下げ要因として働いた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)9月限は3日の通常取引で約4%急落。シンガポール時間午前8時45分(日本時間同9時45分)時点で、0.4%高の91.01ドルで取引された。
原題:、(抜粋)