1ドル=145円後半に下落 9月の為替介入前の水準に戻る
2022年10月11日
円相場が、再び1ドル = 145円台後半まで値下がりしている。 連休明けの東京外国為替市場の円相場は、円を売ってドルを買う動きが強まり、1ドル = 145円台後半と、9月に為替介入が行われた水準まで下落した。 アメリカで失業率が改善したことから、中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が大幅な利上げを続けるとの見方が広がり、日米の金利差の拡大が意識された。 鈴木財務相は、「強い緊張感を持って注視している。過度の変動ということがあれば、適切な対応をとる」と述べた。