1ドル=149円30銭台 約32年ぶり円安水準を更新
2022年10月19日
外国為替市場で円相場が一時149円30銭台に値下がりし、およそ32年ぶりの円安水準を更新しました。
円相場は日本時間の19日未明に一時149円30銭台まで値下がりし、1990年8月以来となる32年ぶりの円安水準となりました。
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会がインフレを抑えるために大幅な利上げを続けるとの見方から、日米の金利差を意識して円を売りドルを買う動きが続いています。
鈴木財務大臣は19日朝、きめ細かく頻度を上げて、常に動きをチェックしていると述べました。
為替市場では、政府による追加の為替介入への警戒感があるものの、円安傾向が続いています。
市場関係者には「150円を目指す展開は変わらない」という声が広がっています。