1ドル=150円はもう来ない?

2022年11月24日

10月21日に1ドル=152円目前に迫ったのを最後に、円相場は円高方向に進んでいる。24日の外国為替市場でも1ドル=138円台をつけた。市場で予想されていた1ドル=150円、160円は来るのか?       ◇ ◇ ◇ 今年3月から続いていた急激な円安から一転、このところ、外国為替市場で円高ドル安が進んでいます。24日、円相場は一時1ドル=138円後半まで上昇し、今月に入り10円近くの円高となっています。特にこの3日間で3円以上、円高が進んだ格好です。 前の日に発表されたアメリカの製造業や雇用などに関する経済指標が市場予想より悪化したことや、アメリカの11月のFOMC(=連邦公開市場委員会)の議事要旨の公表内容などを受け、アメリカの利上げペースが鈍化するのではないかとの観測が市場に広がっているためです。このため、日米の金利差の縮小を見込んだドル売り円買いの動きが強まりました。 これに先立ち、今月上旬に発表されたアメリカの消費者物価指数が市場予想を下回ったことをきっかけに、アメリカのインフレがピークアウトしたとの観測が広がり、円相場は円高方向にじりじりと進んでいましたが、これに拍車がかかりました。 岡三証券の武部力也シニアストラテジストは「年内に1ドル=150円、160円まで円安が進むといった見方はかなり後退した。投資家は持っているドルを売って利益を確定する持ち高調整に入っている」と話しています。

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