24年ぶりの円買い介入 鈴木財務大臣「過度な変動の繰り返し見過ごせない」「引き続き高い緊張感を持って注視」
2022年09月22日
財務省の神田財務官は22日、急激に進む円安を是正するため、24年ぶりとなる円買い介入に踏み切ったことを明らかにした。政府が円買い介入に踏み切るのは、約24年ぶりとなる。
同日に会見を行った鈴木財務大臣は、「足元の為替市場では、投機的な動きも背景に急速で一方的な動きが見られる。政府としては、こうした過度な変動を憂慮しているところだ。為替相場は市場で決定されるのが原則ではあるが、投機による過度な変動が繰り返されることは決して見過ごすことができない。このような考え方から本日、為替介入を実施した。引き続き、為替市場の動向に高い緊張感を持って注視するとともに、過度な変動に対しては必要な対応をとりたいと考えている」と述べた。(ABEMA NEWS)