60~80代の「非正規」で年収100万円を稼げるか…いまさら聞けない「老後の本当の実態」

2022年09月04日

長い長い老後、どう働きますか?

写真提供: 現代ビジネス

 〈年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%、80代就業者の約9割が自宅近くで働く――。〉 【写真】年収200万円、持ち家が大正解...意外と知らない「定年後の真実」  〈定年後の仕事の実態を丹念に調べていくと浮かび上がってくるのは、定年後の「小さな仕事」を通じて豊かな暮らしを手に入れている人々の姿である。  さらに明らかになるのは、このような定年後の「小さな仕事」が必要不可欠なものとして人々の日々の暮らしの中に埋め込まれており、かつそれが実際に日本経済を支えているという事実である。〉  いま話題のベストセラー『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』では、多数の統計データから知られざる「定年後の実態」を明らかにしている。  定年後、どのような仕事に就くことが多いのだろうか。  想像の通り、大多数は非正規やフリーランスになる。  〈非正規雇用者が占める割合は50代前半時点では数%にすぎないが、60代後半にはパート・アルバイトで13.6%、契約社員等で12.9%と、定年後の最も一般的な働き方に変わる。〉  〈フリーランスは実は定年後の現実的な働き方の一つの形態である。  ここでは、自営(雇人なし)を広くフリーランスとみなすと、フリーランスの働き方は50代前半では6.4%と少数派であったが、50代後半で7.4%、60代前半で8.4%、60代後半で10.9%まで増える。  そして、70代前半では就業者のうちフリーランスの人は約2割で、最も多い働き方になる。〉(『ほんとうの定年後』より)  70代でフリーランスが一番メジャーな働き方になるというのは少し意外かもしれない。  60代では年収が200~300万円、70代では100~200万円を稼ぐ人が多い。非正規やフリーランスでそれくらいの収入を得ることができるのか、早いうちから考えておくに越したことはない。

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