NY市場で一時1ドル=140円70銭台 24年ぶり円安さらに
2022年09月03日
アメリカの労働市場の好調さを受けて2日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が一時、1ドル=140円70銭台をつけ、24年ぶりの円安水準を更新しました。 アメリカの8月の雇用統計は、景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が前の月に比べ31万5000人増えました。市場の予想をやや上回り、アメリカの雇用環境が依然として好調であることが裏付けられた形です。 アメリカ バイデン大統領 「アメリカの労働者が仕事に戻っている。より収入を得て、より多くを生産し、経済を構築している」 2日のニューヨーク外国為替市場では、FRB=連邦準備制度理事会の急速な利上げペースは変わらないとの見方から、円を売ってドルを買う動きが優勢となり、円相場は一時、1ドル=140円70銭台をつけ、24年ぶりの円安水準を更新しました。