NY株急落 ダウ終値1000ドル超安 FRB議長「利上げ継続」で
2022年08月27日
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のトップが利上げを続ける考えを示したことから、ニューヨーク市場でダウ平均が1000ドル以上急落しました。 26日のニューヨーク株式市場は、前の日より1008ドル下げ、3万2283ドル40セントで取引を終えました。 1000ドルを超える急落は5月以来、およそ3カ月ぶりです。 FRBは、記録的な物価高を抑制するため、異例の大幅利上げを続ける中、パウエル議長は「インフレ率が低下したと確信できるものには程遠い」と指摘し利上げを継続する考えを示しました。 パウエル氏は、利上げにより「家庭や企業にある程度の痛みをもたらすだろう」とも述べたことから景気冷え込みの懸念が広がり、売り注文が膨らんだものとみられます。