実質実効為替レートで読み解く本当の「円の実力」 1/3
2022年、日本経済は「異次元」とも呼ばれる円安水準に襲われた。一時、ドル円レート(相場)は1ドル=150円を超えたが、その後反転し、23年に入ると120円台まで戻る動きを見せている。さまざまな議論が展開される中、本当は何が起きているのか。「実質実効為替レート」をもとに、背景にある構造要因を分析する。
2022年、日本経済は「異次元」とも呼ばれる円安水準に襲われた。一時、ドル円レート(相場)は1ドル=150円を超えたが、その後反転し、23年に入ると120円台まで戻る動きを見せている。さまざまな議論が展開される中、本当は何が起きているのか。「実質実効為替レート」をもとに、背景にある構造要因を分析する。
31日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、月末に絡んだ実需筋の売りを受け、一時1ドル=130円付近まで下落した。正午現在は130円17~18銭と前日(午後5時、129円62~63銭)比55銭のドル高・円安。 前日の海外市場では、米長期金利の上昇を背景に欧州時間から買いが進み、130円10銭台まで上昇。その後は129円80銭台まで軟化する場面もあったが、米国時間に130円50銭台まで堅調に推移し、終盤は130円30銭台で伸び悩んだ。...
2022年の12月20日、日銀の金融政策決定会合で長期金利の上限を0.25%程度から0.5%程度に引き上げる金融緩和の修正が決まりました。この突然の発表直後、ある上場不動産会社から「年内に所有不動産を全て売却します。全物件遠慮なく指値をして下さい」とのメールが届きました。 【マンガ】約20年前にマイクロソフト株を「100万円」買っていたら今いくら? 10年以上もの間金融緩和が続いたなかで、「超金融緩和の終焉」を、黒田日銀総裁が退任する前に自ら選択したことに、金融業界だけでなく不動産業界にも驚きと共に強い危機感が広がりました。...
米ドル/円相場は、昨年10月につけた「1ドル151円台」をピークに円安地合いが終焉、以降は米ドル安・円高トレンドが続いています。しかし、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏は、足元の円高を「行き過ぎ」と捉えており、2月に円高のピークをつけたあとは「円安に転換する」と予想します。それはなぜか、みていきましょう。
30日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、「令和国民会議(令和臨調)」が発表した物価目標に関する政府・日銀の共同声明見直しに関する提言を受け、急落する場面があった。終盤にかけて売りは一服し、1ドル=129円台後半で推移している。午後5時現在、129円62~63銭と前週末(午後5時、129円94~96銭)比32銭のドル安・円高。 ドル円は早朝に129円80銭台で取引された後、輸入企業の買いや時間外取引での米長期金利の上昇に支援され、一時130円30銭近辺まで上昇した。正午にかけて買いは一巡し、130円00銭前後に下落。午後に入って令和臨調の提言を受けて129円20銭前後に急落した。その後は買い戻され、終盤は129円台後半を中心に推移している。...
【ニュース裏表 峯村健司】 米有力シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が実施した、中国軍による台湾侵攻シミュレーションを紹介した前回の拙稿は多くの反響をいただいた。今回も引き続き解説していきたい。 【写真】台湾周辺の上空で演習を行う中国人民解放軍の軍用機 前回、中国軍が台湾に軍事侵攻に踏み切った際、「虎の子」である空母2隻を失うことをためらった米軍が軍事介入しない可能性が高いことを指摘した。実は、米国よりも厳しい判断を迫られるのが、日本だ。...
(ブルームバーグ): 投資家は米国株について、今月に入って急反発した後でも自信を持てないでおり、企業決算見通しを巡る懸念が高まる中で投資家の大半は米株式相場はまだ底入れしていないとみている。最新の「マーケッツ・ライブ(MLIV)パルス」週間調査から分かった。
[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比50円84銭高の2万7433円40銭と、小幅に続伸して取引を終えた。本格化する企業決算や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたい投資家の様子見姿勢が広まり、終日膠着感の強い展開が続いた。為替の円高進行も日経平均の上値の重さにつながった。 日経平均は小幅高でスタートしたものの、その後はマイナス圏とプラス圏を行き来するなど、一進一退の値動きとなった。米国が求めていた半導体製造装置の対中輸出規制を巡り、日本とオランダが合意したと週末に伝わったことを受け、値がさの半導体株が売られる場面もあったが、売り一巡後は切り返して指数を下支えした。...
[東京 30日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は30日の衆議院予算委員会で、昨年12月に決めたイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の運用見直しについて、市場機能の改善を図り、金融緩和の持続性を高めるために実施したものだと説明。「金融緩和を正常化していく観点から行ったものではない」と強調した。 階猛委員(立憲民主党・無所属)の質問に答えた。 12月の金融政策決定会合で日銀は長期金利の変動幅拡大を決定。同時に月間の国債買い入れ額を増額した。変動幅拡大の要因となったイールドカーブの歪みはその後も解消していないが「運用の見直しからさほど時間が経っておらず、一連の措置が市場機能に及ぼす影響を評価するにはなお時間を要する」と述べた。...
[東京 30日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の129円半ばで推移している。経済界や学識者でつくる「令和国民会議」(令和臨調)が、政府・日銀に共同声明の見直しを提言したことで、政策修正の思惑が高まる形で円が一時上昇した。 週明けのドルは、米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えて目立った動きがなかったものの、午後1時に臨調の提言内容が伝わると、129円後半から前半へ急落した。 現在の共同声明は日銀が2%の物価安定目標を早期に実現するよう求めているが、提言では「2%を長期の物価安定目標として新たに位置付ける」として、金利機能の回復や国債市場の正常化を図ることが必要と訴えた。...